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【性器ヘルペス】・・・性病疾患第4位

■原因と感染経路
性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)または2型(HSV-2)の感染によって、性器が浅くただれたり、水ぼうそうのようなブツブツができる疾患です。
セックスやオーラルセックスが主な感染経路です。
一旦感染すると、体内からヘルペスウイルスを取り除くことは出来ないため、再発する可能性があります。

■男女別の症状
【男性性器ヘルペス】
性交渉あるいはオーラルセックス等の感染の機会があってから2〜10日の潜伏期間ののち発症します。性器でも特に陰茎に多発性の小水疱が出現し、3〜5日後には水泡が破れて潰瘍を作ります。
初感染では症状が強く、尿道にも病変が及ぶ事があり、痛みを伴い全身の倦怠感やそけいリンパ節の腫張や圧痛がでることもあります。又この潰瘍から二次感染といって他の菌が侵入し、粘膜下に炎症が拡大することもあります。
再発の場合は初感染の時より症状が軽くて済むことが多いのですが、病変のある間は性交渉でパートナーにうつす可能性が非常に高い、又男性の場合非常に再発がおきやすく、50%以上の人が3ヶ月以内に再発するといわれています。


【女性性器ヘルペス】
性行為の様な感染の機会があってから、2〜10日くらいして外陰部の不快感、ときに掻痒感を感じているうちに、急激に外陰部の疼痛が出て、ときに歩く事もつらい、排尿できないぐらい強くなることがあります。外陰部の所見として広範にわたって多数の浅い潰瘍(皮膚や粘膜がはがれて皮がむけた様になってくる)が両側の大・小陰唇にできます。さらにその潰瘍の周囲には、小さい水ぶくれが出来る事もあります。潰瘍の表面には死んだ細胞が黄色く付くこともあります。
いったん治っても再発(繰り返し水ぶくれや潰瘍などが出現する場合)はよくみられます。再発の場合はまず熱が出ることはなく、痛みも軽く、そけい部のリンパ節が腫張することもあまりありませんが、病変がある間は性行為によって相手にうつす可能性が高く、妊娠時に症状が現れた場合は注意が必要です。分娩時に産道で胎児に感染することもあります。


【性器ヘルペスは再発を繰り返すことが多く、患者さんの精神的な負担が大きい疾患です】
ヘルペスウィルスは症状が治まった後も体内からいなくならず、神経節に潜伏します。そのため風邪や過労、精神的ストレスなどで抵抗力が弱ったり、性器に刺激が加わった時に再発することがあります。そのため、患者さんは再発とパートナーに感染させることへの不安を常にかかえています。
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