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医療法人 正進会

丸善クリニック | アンチエイジング治療のよくある質問

アンチエイジング治療のよくある質問

最近「プラセンタ」という言葉を良く耳にする事がありますが、プラセンタ配合の健康食品、プラセンタ配合の化粧品、等々、現在プラセンタは色々な分野で大活躍しています。

プラセンタとは赤ちゃん(胎児)を母体内で育てる臓器の事で、日本語では「胎盤」と言います。「後産」とも呼ばれるもので、出産時に赤ちゃんと一緒に母体外に排出されます。

この組織は小さな1個の受精卵を、わずか10ヶ月の間に一人の人間に育て上げるべく、細胞を増力させると同時に、各種臓器を作り上げて行きます。プラセンタは他の組織や臓器が含んでいない様々な活性物質を総合的に含んでいます。

日本国内で満期正常分娩によって出産したヒトのプラセンタを原料として使用しています。

出産されるお母様の血液検査を実施し、ウイルス等で汚染されていないプラセンタを原料として収集します。また、お母様の海外渡航歴により、1980年1月以降にヨーロッパに通算して6ヶ月以上滞在経験のあるお母様のプラセンタは原料から除外されます。

更に、工場への原料受け入れ時に、B型肝炎、C型肝炎、後天性免疫不全症候群(エイズ)、成人T細胞白血病、リンゴ病の5つのウイルスについては、改めて検査し、原料の安全性を確認します。

これに加えて、未知のウイルスの汚染対策として、最終製造工程で高圧蒸気殺菌を行います。

こうして、二重、三重の安全対策を経て製造された製品は、最後に製品試験でウイルス等の病原性物質についての確認試験が行われ、安全性について最終確認をした後、出荷されます。

プラセンタ注射イメージ

プラセンタにはさまざまな活性成分が含まれています。

その中でも、私たちは「細胞増殖因子」と「サイトカイン」、および「RNA(リボ核酸)」に注目し、医療用医薬品としてこれらの有効成分を中心に、プラセンタから抽出しています。

高齢者の方や健康維持・若返り目的の方には

1週間に1~2回、治療を受けられることをお薦めします。これは不足していて、かつ体内でも合成能力が低下している活性部分を、体外から継続的に補う目的です。

若い方、健康人の疲労回復には

週に1回、または非常に疲れたと感じた時、カンフル剤的に注射を受けるとよいと思います。

疾病の治療、または治療補助目的の方には

治療を開始して最初の2週間だけ、できるだけ毎日注射を受けて下さい。低容量を長期間に渡って投与するよりも、本剤の有効成分の様な生体由来の活性成分には最も有効な投与法です。その後(3週間目~)は医師の指示に従って下さい。

大丈夫です。患者さんの中には、ほぼ毎週1回の注射を10年以上続けている方がたくさんいらっしゃいます。ただ、疾病が完治した方や、体調が回復した方は、長期間に渡って注射をする必要は一般的にはないと思います。具合が悪くなったり、何らかの自覚症状が出たときに、改めて治療を開始するので十分だと思います。

注射剤に含まれる有効成分のほとんどは、細胞の表面にある受容体と呼ばれる鍵穴にはまり込むことによって、細胞に取り込まれて効果を表します。

受容体にまだ空きがある場合は、有効成分と結合してどんどん取り込みますが、受容体がすべて埋まってしまうと有効成分はもう受容体と結合することができませんので、それ以上取り込まれなくなります。

一般的に5アンプルくらいまでは注射する量と効果は比例するようです。また、リウマチや膠原病の治療に10アンプルを投与する特殊な治療を行っている専門病院もあります。でもこのような特別な場合を除き、注射する量は医師にお任せ下さい。但し、いつもよりお疲れのときや、体調の悪いときには、その旨を医師にお伝え下さい。医師が投与量を調整します。

筋肉注射を受けた場合、注射部位が硬くなったりすることがありますので、注射を受けた後には、注射部位周辺をよく揉んで下さい。 まれに注射剤に含まれている成分のいずれかに対して抗体を持っている方がいらっしゃいます。そのような方は、注射を受けた後、注射部位が腫れたり、全身にじんましん、または発疹が出ることがあります。このような症状が出た場合は、直ちに医師に申し出て下さい。このような方は、注射を受ける度に同じような症状が出る可能性が高いので、残念ながら投与を中止します。

但し、前日にお酒を召し上がっていて、このようなアレルギー症状が出た場合は、一過性の副作用で、お酒をそれほどお飲みにならなければ、継続して治療を続けられる場合もあります。医師の指示に従ってください。

また、空腹時に注射を受けると、一般的に「針酔い」と呼ばれるめまいや吐き気が出ることがありますので、空腹時の注射は避けたほうが良いでしょう。

プラセンタ抽出物には自律神経や中枢神経の緊張やストレスを緩める作用があることが知られています。特に緊張やストレスの強いお仕事の方は、注射をしている最中や終わった後に眠くなることがあります。

また、免疫機能が亢進すると「だるさ」を感じることがあります。このだるさは2~3日持続する場合がありますが、その後は消失しますので継続してご利用頂いて問題ありません。

もともと健康な方が治療をお受けになっても、ほとんど効果を実感されない場合があります。健康な方が薬剤や食品で更にパワーアップを図るのは、運動選手のドーピングと同様に、本来正常な身体の基礎代謝を無理やり亢進させることですから、身体には害になります。この治療の良いところは、身体が必要でなければ、有効成分を身体が取り込みませんので、不必要なストレスを身体にかけないというところです。健康な方は、体調が悪いときや、本当に疲れたときなどにお試し下さい。

疾病の治療や治療補助目的の方で、プラセンタ治療を1ヶ月以上続けても効果が実感できない方は、1ヶ月程治療を休んでいただいてから、改めて再開してください。

アンチ・エイジング(抗加齢)、若返りに

プラセンタを用いたアンチ・エイジング療法は、現在欧米を中心に広く行われています。高齢者の体力維持や精力回復、細胞レベルでの若返りにお薦めします。

プラセンタには新陳代謝や自然治癒力を活発にしたり、高めたりする効果もあります。ED治療薬やAGA治療薬の効果をより高めたい方、性欲減退やうつ、男女更年期障害、慢性疲労回復治療、肩こり症、眼性疲労、二日酔い予防等に特にお薦めいたします。

肝疾患の方(保険適用)

ウイルス性(A型・B型・C型)肝障害、アルコール性肝障害、肝脂肪、肝硬変、薬剤性肝障害、等。

免疫性疾患・アレルギー性疾患の方

膠原病、リウマチ、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、化学物質/食品過敏症、じんましん、自己免疫性疾患

美容目的の方

美肌、肌のくすみ・たるみ・小じわの解消、きめを整える、肌密度低下の防止及び改善、肌のハリや弾力の維持、等。

婦人科系疾患の方

更年期障害、プレ更年期症候群、生理不順、生理痛、等。(女性ホルモンは含有されていませんので、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がん、乳がんの既往症のある方でもお使いいただけます。)

その他

瘢痕収縮、イボ・タコ、白内障、飛蚊症、等。

プラセンタ注射液は、薬効成分ができるだけ長時間体内に留まったほうが効果があるのですが、静脈注射をすると筋肉注射をした場合に比べて早く体外に排出されてしまうので、丸善クリニックでは、静脈注射や点滴での投薬は行っておりません。筋肉注射の場合、痛みを心配される方がいらっしゃいますが、極細の注射針を使うなど、痛みには特別の配慮を行っておりますのでご安心ください。

各症状・状態でプラセンタ注射をしていると、期待している効果と併せて、以下のような効果を感じられる方が多いようです。

  • 目覚めが良くなってきた
  • 仕事をしても疲れにくくなった
  • 周りの人に「最近とても元気そうに見えるね」と言われることがよくある。
  • 気持ちが軽くなって、考え方が前向きになってきたような気がする。
  • 目が疲れにくくなった。
  • 肌の乾燥が少なくなった。

プラセンタはもともと女性ホルモンを中心に、多種のホルモンを含有しています。しかし、注射剤はホルモンをその前駆体(ホルモンを作る材料)まで分解してあります。

従って、ホルモンは一切含有されていませんので、乳がんや子宮がんを経験された方や子宮内膜症の方なども安心してご使用いただけます。

更年期、アンチエイジング、プラセンタに関する参考書籍と文献

もっと詳しいことを知りたい方、自分発見をしたい方に、一読をお勧めします。

※価格は変更になっていることがあります。
書籍名 著者 出版社 価格(税抜)
男も「更年期」がわかると楽になる はらたいら 主婦の友社 1,300円
男たちの更年期クライシス 宮淑子 NHK出版 1,500円
男も女も更年期から始めよう―976人に聞いたその時の変化、これからの準備 野末悦子 他 学陽書房 1,600円
男性更年期の謎 マルコム・カラザース 人間と歴史社 2,800円
男の更年期障害を治す (健康ライブラリー) 天野俊康 講談社 1,300円
男の更年期 ジェド・ダイアモンド 新潮社 1,900円
人生を生きる性脳学―「性を愉しんで脳を鍛える」知的生き方のススメ 大島清 講談社 1,300円
中年クライシス (朝日文芸文庫) 河合隼雄 朝日新聞社 1,400円
熟年性革命報告 (文春新書) 小林照幸 文藝春秋 660円
中年を悟るとき ジャンヌ・ハンソン 飛鳥新社 1,200円
アンチエイジングのすすめ―一年で一歳若返る 塩谷信幸 幻冬舎 1,400円
100歳時代がやってくる!―すこやか「長寿」学 産経新聞「生命」取材班 産経新聞社 1,600円
見た目が10歳若返る7つの方法 服部彩香 中経出版 1,300円
女性100人に聞いた「魅力ある男」の条件―何が彼女の心を動かすのか? (王様文庫) 潮凪洋介 三笠書房 500円
老いない体をつくる―人生後半を楽しむための簡単エクササイズ (平凡社新書) 湯浅景元 平凡社 760円
プラセンタ療法と統合医療 吉田健太郎 たま出版 1,500円
プラセンタ ホンキで若返り日記―女8人・3カ月間、捨て身の徹底リポート (試したらどうなる?シリーズ) 塚田扶美 他 現代書林 1,200円