名古屋栄 松坂屋本館正面玄関北向 いちご栄ビル6F 性感染症内科・ED治療・AGA治療の泌尿器科専門クリニック

医療法人 正進会

丸善クリニック | プラセンタ注射、にんにく注射の概要

プラセンタ注射~アンチエイジングに効果的!

プラセンタとは赤ちゃん(胎児)を母体内で育てる臓器の事

最近「プラセンタ」という言葉をよく耳にすることはありませんか?プラセンタ配合の健康食品、プラセンタ配合の化粧品、等々、現在プラセンタは色々な分野で大活躍しています。

プラセンタとは赤ちゃん(胎児)を母体内で育てる臓器の事で、日本語では「胎盤」と言います。「後産」とも呼ばれるもので、出産時に赤ちゃんと一緒に母体外に排出されます。

この組織は小さな1個の受精卵を、わずか10ヶ月の間に一人の人間に育て上げるべく、細胞を増力させると同時に、各種臓器を作り上げて行きます。プラセンタは他の組織や臓器が含んでいない様々な活性物質を総合的に含んでいます。

その中でも、「細胞増殖因子」と「サイトカイン」、および「RNA(リボ核酸)」が注目され、医療用医薬品としてこれらの有効成分を中心に、プラセンタから抽出されています。

診療費用について

自費診療となりますが、初診料・再診料・処置料などはいただいておりません。医師によるかんたんな問診(5分程度)を行います。

ご予約は不要ですので、診療時間中ご都合の良いお時間にご来院ください。丸善クリニックの入口より右側の「保健外診療外来受付」へお進みください。

少し進むと右手にカウンターがあり、『プラセンタ治療申込書』 及び 『ビタミン注射/点滴申込書』 が置いてあります。この記入カウンターは外から見えませんし、スタッフと顔を合わせることもありませんので、ここで必要事項をご記入ください。

再診の方は、その先を左に進んだ受付手前に「再診の方専用 申込書記入カウンター」がありますので、そちらで申込書へご記入ください。

これらの書類はすべてインターネットでダウンロードしていただけます。初診の方であらかじめご記入頂いた上で受診時にお持ち頂いた場合は、初回のみ200円の割引があります。

用紙をお持ち頂ければ、受付で「今日はどのような内容で診察をご希望ですか?」とお伺いすることはありません。

丸善クリニックでは継続的にご利用になる方が多いため、治療費は安価にしています。

日本国内で注射できるプラセンタ製剤は2種類(ラエンネック と メルスモン)しかなく、丸善クリニックを含め全ての医療機関がそのどちらか(もしくは両方)を使用しています。他医院で継続治療していた方も多く来院されています。お気軽にご相談ください。

細胞増殖因子(プラセンタの有効成分)

「細胞増殖因子(Growth Factor)」は、細胞の設計図となる遺伝子情報を運ぶ物質です。胎児を約10ヶ月間で新生児まで成長(細胞増殖及び器官形成)させるプラセンタは、細胞増殖因子を旺盛に合成・分泌し、胎児に与えることにより、胎児を作り上げるのです。細胞は設計図がなければ組み立てられませんので、細胞増殖因子なくして細胞が新たに作られることはありません。

ヒトは生まれて成長してからも、体内でこれらの細胞増殖因子を作り続けます。なぜなら、1個1個の細胞にはそれぞれ寿命がある上に、身体の機能を維持していくためには、老化して活性の下がった細胞は速やかに活性の高い新しい細胞に置き換えてやる「細胞の新陳代謝」が必要だからです。新しい細胞を作るには、その設計図がなくてはなりませんから、成長してからも常に細胞増殖因子が必要となるのです。

ところがヒトは、この細胞増殖因子を作る能力が年とともに次第に低下していきます。

従って、新しい活性の高い細胞を作る能力が年とともに次第に低下していくことになります。この生物学的な過程及び状態を「老化」と呼びます。一般的に「老化現象」と呼ばれている様々な症状には、1個1個の細胞が老化し能力が低下したにも拘らず、細胞増殖因子が足りないために新しい細胞が合成されず、細胞の新陳代謝が行われない状態が、身体全体に表現されたものです。

サイトカイン(プラセンタの有効成分)

細胞増殖因子の中でも、免疫担当細胞(T細胞やB細胞、マクロファージ等)を増殖・分化させるものを特に「サイトカイン」と呼びます。

自然治癒力・免疫能を賦活したり、過敏になった免疫細胞を制御したり、免疫システム全体のバランスを調整・回復します。

RNAリボ核酸(プラセンタの有効成分)

細胞の設計図は、DNA(デオキリシボ核酸)という言語で書かれています。そのDNAで描かれた設計図を翻訳して、その設計図に基づいて細胞を合成する物質がRNA(リボ核酸)です。

このRNAには、強力な抗酸化作用があります。DNAの突然変異、即ち「がん化」には活性酸素等の「フリーラジカル」と呼ばれる物質によるDNAの直接的な損傷(酸化)が最大の原因の1つであるといわれていますが。RNAには酸化を強力に抑制する作用があることがわかっています。

プラセンタの効能・効果

プラセンタの効能・効果

プラセンタには様々な効能・効果があり、年齢・性別を問わず、幅広い方々に効果が認められています。以下に多く見られる効能・効果を抜粋しました。

アンチ・エイジング(抗加齢)、若返りに
プラセンタを用いたアンチ・エイジング療法は、現在欧米を中心に広く行われています。高齢者の体力維持や精力回復、細胞レベルでの若返りにお薦めします。プラセンタには新陳代謝や自然治癒力を活発にしたり、高めたりする効果もあります。ED治療薬やAGA治療薬の効果をより高めたい方、性欲減退やうつ、男女更年期障害、慢性疲労回復治療、肩こり症、眼性疲労、二日酔い予防等に特にお薦めいたします。
肝疾患の方
ウイルス性(A型・B型・C型)肝障害、アルコール性肝障害、肝脂肪、肝硬変、薬剤性肝障害、等。
免疫性疾患・アレルギー性疾患の方
膠原病、リウマチ、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、化学物質/食品過敏症、じんましん、自己免疫性疾患
婦人科系疾患の方
更年期障害、プレ更年期症候群、生理不順、生理痛、等。女性ホルモンは含有されていませんので、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がん、乳がんの既往症のある方でもお使いいただけます。
美容目的の方
現在プラセンタが一番よく使われているのが、この美容目的です。肌のくすみ・たるみ・小じわの解消、きめを整える、肌密度低下の防止及び改善、肌のハリや弾力の維持、等。
  • 新陳代謝の促進作用
  • 細胞分裂の活性化作用

    胎児の成長の速度は、がん細胞よりも早いといわれています。これは胎児が細胞分裂を促す活性成分を、バランスよく生産しているためです。この細胞分裂を促進することは、若々しい肌を保つのに役立ちます。

  • 美白作用

    メラニン色素をつくる作用をする酵素の働きを抑え、メラニン色素の生産を防ぎます。

  • 抗炎症作用

    熱や紫外線による炎症や異物による炎症を抑え鎮めます。

  • 抗アレルギー作用

    敏感肌の人も化粧品等でアレルギーをおこすのを予防します。

  • 保湿作用

    アミノ酸・ペプチド・DNAなどが角質層の水分を保持し、潤いのある肌を保ちます。

  • 抹消血流の促進作用

    皮膚にある毛細血管の血液の流れをスムーズにし促進させ、酸素の供給、栄養補給、老廃物の排出をスムーズにします。ということは目の下のクマの解消にも効果があります。

  • 活性酸素除去作用

    コラーゲン生産能を低下させ、シワ、シミなどの老化現象を招く活性酸素を除去します。

  • 免疫賦活作用

    肌の健康のために、免疫の作用が大切です。これが働かないと、肌のバリヤー機能が低下し、ニキビやおできなどができやすい肌になってしまいます。

その他
瘢痕収縮、イボ・タコ、白内障、飛蚊症、育毛効果の促進、等。
  • 目覚めが良くなってきた
  • 考え方が前向きになってきた
  • 仕事をしても疲れにくくなった
  • 眼が疲れにくくなった
  • 「元気そうだね」とよく言われる
  • 肌の乾燥が少なくなった

プラセンタの原料は?

前述の通り、プラセンタとは「胎盤」のことですが、医療用注射薬として使用されるプラセンタは、日本国内で満期正常分娩によって出産したヒトのプラセンタを原料として使用しています。

出産されるお母様の血液検査を実施し、ウイルス等で汚染されていないプラセンタを原料として収集します。また、お母様の海外渡航歴により、1980年1月以降にヨーロッパに通算して6ヶ月以上滞在経験のあるお母様のプラセンタは原料から除外されます。

更に、工場への原料受け入れ時に、B型肝炎、C型肝炎、後天性免疫不全症候群(エイズ)、成人T細胞白血病、リンゴ病の5つのウイルスについては、改めて検査し、原料の安全性を確認します。

これに加えて、未知のウイルスの汚染対策として、最終製造工程で高圧蒸気殺菌を行います。

こうして、二重、三重の安全対策を経て製造された製品は、最後に製品試験でウイルス等の病原性物質についての確認試験が行われ、安全性について最終確認をした後、出荷されていますので、ご安心ください。

どんなとき、どの程度注射すればいい?

一般的に、疾病で注射する場合は、最初の2週間はできるだけ毎日、つめて注射することをおすすめします。その後は効果を維持する目的で、週に1~3回程度にします。疾病の程度や状態によって、1人1人最適な投与量や投与回数が異なってきますので、必ず医師の指示に従って治療をお受け下さい。

特に疾病を持っていない健康な方で、美容や疲労回復、若返り等の目的で注射をお受けになる方は週1度程度でよいと思います。また、特に疲れたときや、肌のくすみや化粧のノリが気になったりしたときは、カンフル剤的に注射してもらうとよいでしょう。

目的に応じて、プラセンタ注射やにんにく(ビタミンB1剤)注射、混合栄養点滴等を組み合わせて頂くとより効果的です。また、程度に応じてプラセンタ含有経口投与剤の併用も有効です。

にんにく注射~疲労回復、二日酔い予防に効果的です~

にんにく注射とは、にんにくの主成分ビタミンB1とブドウ糖が入った液を静脈注射するものです。注射液が入っていくときににんにくの様な臭いがするためにこの名前がつきましたが、実際ににんにくが入っているわけではなく、注射のあとから体臭がすることもありません。

にんにく注射は即効性があり、多くの方が注射直後から体が軽くなるのを実感されます。

多くのスポーツ選手が行っていることで有名になりましたが、疲労回復の特効薬といわれています。「疲れがたまっている」、「いつも眠い」、「やる気がわかない」、「風邪をひきやすい」、等と感じるときや、お酒を飲む前後、また神経痛、筋肉痛、関節痛、便秘等の胃腸運動機能の悪いときに有効です。

疲労感の強いときや、より高い効果をお求めの方には、にんにく注射と各種ビタミンB群やビタミンCをバランスよく加えた混合栄養点滴がおすすめです。プラセンタ注射と併用するとより有効です。